ページトップへ
2017/11/29

平成29年度「東条川疏水の日シンポジウム」を開催しました

毎年11月23日は「東条川疏水の日」!!

今年も11月23日の「東条川疏水の日」を記念して東条川疏水ネットワーク博物館主催の「東条川疏水の日シンポジウム」が開催されました。今年は新しい試みとして会場を2か所に分け、第1会場では東条文化会館コスミックホールでシンポジウムを、第2会場では安政池周辺で兵庫県東播土地改良区が管理する疏水(水路)を利用した野外型体験イベント「東条川疏水ボート探検」を行いました。

 

第1会場の第1部のシンポジウムでは 関西国際大学 松原茂仁 准教授が「酒米”山田錦”を育む東条川疏水」と題してご自身の農業経験を踏まえ講演されました。

またトークセッションでは、東条山田錦振興会 藤原 進 会長が「酒米”山田錦”と人生」についてトーク形式でご自身と山田錦との関わりを語っていただきました。

そして最後に当土地改良区 理事長 小池 敏 が「これからの疏水のあり方~疏水の未来」について詩吟を交ながら提言をいたしました。

 

 

第2部ではメダカのコタロー劇団による環境アニメ紙芝居「東条川の疏水はぼくたちが守る!!」を舞台いっぱいに繰り広げられ、会場の子どもたちは大喜びでした。

 

 

第2会場の安政池周辺で行われた「東条川疏水ボート探検」では100名の地域の子ども達と保護者の総勢200名の参加があり、子ども達は4人1組でボートに乗り、途中に設けられたダムにまつわるクイズに答えながら約800m、20分間の疏水下りを体験し秋の紅葉を満喫しました。

更にボートを降りてからも、疏水博士によるクイズの答え合わせを行ったり、ダムカレーを食べたり、記念写真を撮ったりと親子で楽しまれる姿が多数見受けられ、笑顔あふれるイベントとなりました。

 

 

 

スタッフ(土地改良区、加東市、まちの拠点づくりコンソーシアム、近畿農政局)一同は対応に大忙しでしたが、好天にも恵まれ大盛況のうちに終えることができました。

なお、11月25日(土)から12月1日(金)までの間 社ショッピングセンターBio 2F加東市まちの拠点づくりコンソーシアム多目的ホールにおいて、東条川疏水ネットワーク博物館のジオラマや写真パネルの展示、子供たちの疏水学習作文の展示を行っておりますので、皆さまぜひご来場ください。