ページトップへ

東条川疏水ネットワーク博物館会議

令和3年度 東条川疏水ネットワーク博物館会議

 

鴨川ダムを水源とした東条川疏水は、加東市・小野市・三木市の約3000haの農地を潤すと共に、私たちの生活に必要な生活用水を運ぶための重要な基幹水利施設です。

 

この東条川疏水は平成18年に全国疏水百選にも選定され、地域の人々にも親しみを持たれている施設でもあります。この素晴らしい疏水を「博物館」に見立て、平成24年3月に「東条川疏水ネットワーク博物館構想」が策定されました。

 

この構想は「地域の手で次世代のために水の恵みを活かす」をキャッチフレーズに疏水の大切さを学習し、地域の基幹となる水利施設の重要な役割を認識していただくと共に、人々が集い憩える場として次世代に引き継ぐことを目標に掲げています。

 

令和3年度は、新型コロナウイルスの流行により、「疏水ボート下り」は実施できませんでしたが、加東市・小野市内の小学4年生を対象とした「疏水学習」は、予定通り実施することができました。

 

疏水学習(出前講座)の様子

 

出前講座ではパワーポイントを使用し、疏水の流れなどについての授業をしました。また、授業の後半にはサイホン器具やホースを使用してサイホンの実験を行いました。

現地学習では、鴨川ダムや曽根サイホンなど、水利施設の前で説明を行い、理解を深めてもらいました。

 

疏水学習(現地学習)の様子